6:メンバーは語る

2008年4月16日 (水)

楽しいことを見つけたら、いろんな人たちに伝えてシェアしたい

メンバーは語る/六本木ライブラリー編
【第1回/林信行(ジャーナリスト)】

アカデミーヒルズ・六本木ライブラリーは単なる会員制図書館ではありません。自立した“個”の知的活動を支援する場でもあるのです。具体的にどのように過ごしているのか? これを知るためには、実際にメンバーに聞くのが一番。そこで、メンバーの皆さんたちにライブラリーの活用法、どんな気づきや出会いがあるのか、などを毎回メンバーの一人に焦点をあて、聞いていきます。(聞き手・構成:アカデミーヒルズ)

林信行さん ――iMacやiPodが出る10年以上も前、アップルがまだまだごく一部の人たちだけのものだった頃。情報の速さも量もいまとは格段の差があった当時から、アップルのことを伝え続ける、ITジャーナリスト兼コンサルタントの林信行さん。

ライブラリーメンバーで、「週に3回も4回も訪れるときもありますが、1カ月全く来ないこともある」という氏。一線のジャーナリストがライブラリーを使う術は、どういったものなのでしょうか?

最新の著作となる『アップルの法則 驚きのアイデアと戦略の秘密』(青春出版社)の献本式が、六本木ライブラリーで行われたところを直撃。お話を伺いました。

【写真】最新刊『アップルの法則 驚きのアイデアと戦略の秘密』の献本式のひとコマ。右は青春出版社の担当編集者、川崎さん(編注:「崎」の字は、正しくは「大」を「立」と書く)

●セレンディピティが産み出す、次へのヒント

喫茶店では落ち着けないし、無線LANの環境があり、電源が取れたほうがゆっくりと話ができます。真剣にこだわって妥協せずに探すと、打ち合わせはここになります。

ランダムな人との出会い、セレンディピティも重要ですよね。会社に属さずフリーランスでずっとやっていますが、パソコン雑誌の業界にいると、パソコン雑誌を読んでいる人の立場でのみ発想してしまいがちになります。新しい市場開拓や新しい読者層にアピールしようと思っても、なかなか自由な発想が出てこない。それがここに来て、例えば、本棚をずっと眺めたり背表紙を見ているだけでも、自分が興味のない分野も含めた広い視点で「最近のトレンドはこれなんだ」ということが分かってきて、インスピレーションが広がります。僕が特に好きなのは……

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