
アンドリュー・ゴードン: 私にとっては長年研究してきた労使関係の話と、日米野球の話が一致しているところがおもしろいので本に書いたのですが、書評のなかでその点に触れてくれた読者は誰もいませんでした。日本の読者がおもしろいと思ってくれたのは、私が予想していたのとはまったく別の部分でした。
ジャパンバッシングが、2007年6月にボストン起きました。ボストニアンの方が日本人よりおらが選手=松坂を愛している、理解している、松坂の良さを理解できない日本人は馬鹿だ……という議論が起きました。
ジャパンバッシングが起こった理由は、6月頃に松坂はいいピッチングをしていたのですが、日本では彼に対する期待が高かったせいか、がっかりした空気、期待はずれという雰囲気が広まっていました。日本での関心が冷めてきたことをアメリカの全国紙USA Todayが6月末に「松坂フィーバーは日本で鎮静化」と報じました。それがボストンレッドソックスファンの目にとまり、怒ったというわけです。……
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アンドリュー・ゴードン:
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